アメリカ在住プロダクトマネージャーのブログ

アメリカの大学院を卒業後、そのままアメリカに残り、現在は某米国企業でプロダクトマネージャーとして働く男子のつぶやき。

アメリカ西海岸で生活するための英語力

アメリカ西海岸で生活していて思うのは、この国は本当に移民の国だなぁ、ということです。訛りのある英語を聞くのは当たり前、スーパーにいってもレジのおばちゃんはベタベタなスペイン語訛りだったり、政府が発行するパンフレットも数カ国語で翻訳されたバージョンがあったりします。

 

西海岸で暮らす限り、あまり必要ではない気もする英語力ですが、以下の場面だけは個人的な経験上、逃げ場がないです。

- アメリカ入国の際の審査官とのやりとり(これができないと入国できない!アメリカ本土の入国審査はハワイやグアムなどと比べて厳しいとも聞きます)

- 免許をとるための実技試験で教官の指示を聞き取る(西海岸は車がないと満喫できません!なお、筆記は日本語版があったりします)

 

まぁ後は実は身振り手振りでどうにかなったりします。この二つに関しては英語でしか対応してくれない上に、その場で英語が理解できないとrejectされますのでご注意を(意味がわからない時などに下から下から質問するのは大丈夫です)。

 

個人的には、暮らす上でハードルになるのはどちらかというとカルチャーの問題かなと思います。クレジットカードで払った後、チップをどうやって付けるのか、といった些細なところからはじまり、警察官から何か言われたら絶対服従、というある意味知らないと危険なものまで、多くの面で日本とは異なるマナーやルールがあります。本やウェブで得られる情報もありますが、こればっかりは実際に生活しないとわからない部分も多いかなぁ、と思います。もし私が留学前の自分にアドバイスできるとすれば、

- 警察官の言うことには絶対服従

- 公園などお店以外の場所でお酒を飲まない

- 真剣に言うアイラブユーはかなり重い言葉

- バレンタインは男の人から女の人にプレゼントを渡す

- ホリデーカードはマメに出す。お世話になった人にはスタバの$10ドルのギフトカードくらいは渡す

- 筋肉は正義

- ドアは後ろの人のために抑えておく

といったところでしょうか。あとはアメフトの話題は必須なので、日本で予習しておくことをお勧めします。スポーツの話題はアイスブレイクにもってこいなので、積極的に情報収集すべきです。